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最後に試練が待っていました。

 

結果、無事に帰宅はできたのですが、激闘の24時間でした。

 

 

 

25日の朝、Kimbeで買ったパンが残っていたため、朝食に食す。

特に何も気にならずパクパク食べる。

95%食べ終わって最後の一口。

ん??何やら白っぽいような緑っぽいような物がパンの側面に…。

これ…カビではないですか…。

その一部分だけと信じてパンの入っていた袋を見ると、一側面はカビだらけ…。

 

 

 

おおおぉぉぉぉぉ!

大ショック!!

 

 

 

95%はすでに胃の中。

吐き出そうか検討。

いや、ここは自分の免疫を信頼してみよう。

抗真菌剤は手元にない。

俺の免疫頑張ってくれ!!

 

 

 

特に異常なく昼過ぎの飛行機にチェックイン&搭乗待ち。

ここで、やや寒気。

しかし、持ってきたすべての薬は預けたかばんの中。

嫌な予感がしつつも、空港は非常にエアコンが効いているし、薄着であるためと信じ、PNGにしては奇跡的に時間通りに搭乗。

 

 

ここまで順調。あと約2時間保てば家に着く。

そうすると万全の体制でカビと戦える。

 

しかし、機内で悪寒がきつくなる。とりあえず眠りにつく。

 

 

 

予定通りに経由地Madangに到着。

悪寒はひどくなってきてはいるが、あと1時間以内には家に着く。

 

 

 

こういう大事なときに期待を裏切ってくれるのがこの国PNG。

本当に精霊でもいてるんじゃないかと思う。

 

 

 

飛行機にトラブル。全く出発しない。

悪寒がひどくなっておそらく39℃近くまでは上がってる予感の中、空調も効いていないくそ熱い機内に1時間以上閉じ込められる。

 

結果、飛行機キャンセル。経由地Madangで1泊。もちろん宿泊代は航空会社持ち。

 

 

ここで、体調がいいなら、まだ行ったことなかったMadangで1泊なんてラッキーっと思えるところなのだろうが、微塵もそんな思いはない。

むしろ『あと1時間以内で家に到着だったのに…。』と惜しくも脱獄失敗した囚人の気分である。

 

 

 

どうあがいても仕方がないので、とりあえずホテルへ…といいたいところだが、この手際の悪さもPNG。

下ろされた空港ロビーで1時間以上待機。預けた荷物もなかなか出してこない。

 

『とりあえず薬くれ~薬~。』もはやヤク中である。

なんとか気力を振り絞って荷物を取り出し、薬を飲む。

少し気が落ち着いたが体は相変わらずやばい。

 

 

 

やっとの思いでホテル到着。

ベットに倒れ込み、布団にくるまりほっと一息。

寝て意識がなくなる前に、一応マラリア検査だ。

 

 

陰性。これだけはほんと助かった。

これでマラリアだったら精神的にかなりキツイ!

 

 

とにかく次はアイシング。

ホテルのフロントに電話。

 

『すごい熱が出てるんだ。今すぐ冷やしたいから氷くれないか?本当にかなりキツイんだ。』

『いつから病気になってるんですか?』

『飛行機乗る前から熱が出始めてたと思う。』

『氷ならレストラン、ルームサービス係に電話して。』

 

なぜ『いつから病気になってるんですか?』ときいたんだ-!!!

1秒いや、100分の1秒でも早く氷がほしいこの状況、会話するのもキツイ状況でその質問はいらんだろー!!

 

 

とりあえず、ルームサービスに電話。

 

『すごい熱が出てるんだ。今すぐ冷やしたいから氷くれないか?本当にかなりキツイんだ。くれるか?』

『いいですよ。』

『レストランに取りに行ったらいいか?』

『いえ、こちらから持って行きます。』

 

やったー。これで数分、数十分後にはアイシングして眠りにつける。

 

 

 

こんな状況でもPNGタイムは適応されるらしい。

3時間経っても氷が来ない。

 

また体起こして電話するのもこのまま耐え抜くのもキツイ状況。

おそらく40℃近く発熱してるような予感。

 

 

あらためて訪ねる。

 

お得意の返事『わすれてた。』

 

ほんと絶望のあまりこのまま意識が飛びそうだった。

しかし、また1時間以上経っても氷は来ない。

容器に入れて持ってくるだけなのに来ない。

 

 

また訪ねる。

 

『もう自分で取りに行くから用意しといてくれ!』

『いや、俺が持って行くから部屋で待っといてくれ!』

 

なぜ、そこまでして持って行くことにこだわるのだろうか…。

 

 

約15分後やっと氷到着。

 

アイシングをしたとたん冷えて気持ちよくなってすぐに就寝。

臨時の飛行機は3時起床、4時ホテル出発、6時飛行機出発らしい。

この体調では厳しいが仕方がない。

 

 

調子よく寝てるとモーニングコール。

ほとんど寝てない感じがする。もう3時なのか!??

時計を見るとまだ午前0時…。

なんでこの時間にモーニングコール????飛行機の時間変わった?でも、この時間だと、夜中3時に飛行機出発。Wewakに4時前に着く計算になる。

 

 

絶対あり得ない。

一応確認。

やっぱり、4時ホテル出発らしい。

もう最悪…。もう一回就寝。

 

 

今度は予定通りモーニングコール&起床。心なしか体調が少しマシなような気がする。

アイシングを開始してからずいぶん楽になった。

もっと早く持ってきてくれたら…。

 

 

これでやっと帰れる!!

 

 

この国はそう簡単にはいきません。

ホテルのトランスポートの車のエンジンが全くかかりません。

 

 

とても嫌な予感…まさか押しがけ??

 

 

フラフラの体で車を押してエンジンをかける。

それでもかかりません。10回近くトライしたがかからず。

 

 

もうここまで来ればヤケクソ。

どうにでもなれと、ホテルの敷地内の床に勝手に寝始める。

するとホテルの従業員が他の車をどこかから取ってきたので、空港へ。

 

 

 

しかし、まだまだ続く。

チェックインカウンターでキャンセルになった分の航空券を回収して、新しい航空券を発券するとのこと。

もちろん自分のも渡す。

待っている間も空港の地べたでかばんを枕にして爆睡。

しばらく待っているとスタッフが出てきて客の名前を呼んで新しいのを渡し始める。

 

 

 

なんとなく嫌な予感。

こういう時は悪いことは続く物である。

 

 

 

自分の航空券は呼ばれず…。会話するのもしんどい状況であったが仕方がないのでフロントに聞く。

『古いのちゃんと渡したのか!??』

いやいや、あんた思いっきり受け取ってたやん…。

とにかくe-ticketを見せて発券してもらうが、荷物のタグのシールは古い航空券の裏に貼ったままなのである。

 

PNGでは、預けた荷物がちゃんと本人の物かどうか出るときに荷物に着いているタグの番号と控えの番号を確認されてから外に出れるのである。

つまり、その控えがないと出るときに止められるのである。

 

 

もちろん、訪ねてみる。

不機嫌そうに『後で裏に控えがついてるやつ返すから後ろで待っといて。』とのこと。

もう怒る気力もない。

 

 

 

そして、タグの控えが着いている古い航空券を渡した人の名前が呼ばれる。

案の定ない。

 

 

 

もう聞く気力もないし、あの受付に聞いても無駄だ。

 

 

 

ちらっとカウンターをのぞくとビリビリに破かれた古い航空券が多数ある。控えのタグが着いている用なのもあるようだ。

どうやら私がタグのこと質問するまではそのことに気がついていなかったようだ。

結果、処理済みの航空券はビリビリに破って捨てていたようだ。

 

 

 

当然それに対して何らかの対応や謝罪もないし、もちろん自分でそんなゴミの山から見つける気力もない。

 

 

 

この航空会社の国内線は他の国でこんな対応だとすぐ倒産だろうなと思った。

 

 

 

まぁ、Wewakの空港は巡回でもまわってるし、そこのガードマンは顔見知りだから何とかなるかな、というかここの空港の受付がタグの控え付きの古い航空券を捨てやがったからそうするしかないのだ。

 

 

 

なんやかんやで、無事(?)たった約1時間遅れで飛行機出発。無事Wewak到着。

 

案の上荷物持って出るときに止められた。

事情を説明したら通してくれたのでほっと一息。

 

 

 

帰宅後、7/26の75%は寝ていたような気がする。

 

 

本当に激闘の24時間だった。

 

 

通常の体調なら『あー、またかー。』くらいなのだろうが、こんなにPNGタイムにイライラした&呆れた事はなかったです。

 

本気でちょっとこのまま死ぬのではないかと思うくらいの体調と状況でした。

 

 

 

というか、あれでまだ1度も飛行機墜落していないのが不思議でしょうがない…。

 

 

やはり精霊の力か!??

 

 

 

 

 

あ、丸1日寝たら薬も効いたのか自分の免疫が強いのか無事回復いたしました♪

 

 

 

長々と読んでいただきありがとうございました☆

 

IMGP4545

↑死にものぐるいで撮影したMadangのランドマーク。ホテルに向かう途中の車内から撮りました。

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【】
ごめん、めちゃ、笑った。
小説のようにすらすらの読んだわ。
でも、すぐ治って、よかったね。

忘れられない1日がまた増えたね!
【どうしたら】
どうしたらそんなに面白い話になるんでしょうか?私もどちらかといえば、カビが生えてても気付かない方なので、気をつけたいと思いました。
【Re: タイトルなし】
→yasuhaさん
いや~、本当にすぐ良くなったからよかったよー。
この24時間は本当に長かった…。
ほんとこの国驚きの連続ですわ~。
【Re: どうしたら】
→rhosさん
どうやっても面白い話になるのがこの国の魅力ですよー。
本当に信じられんことの連続です!
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mah-kun

Author:mah-kun
2010年1月12日~JOCVで感染症対策隊員としてPapua New Guniea (PNG)で活動します★

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