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PNGは独特の文化を持っている事はこのブログでもいくつか紹介したと思います。(たぶん)

そのPNGの特徴文化の一つに『payback system』というのがあります。

 

 

 

これは『シンシン』や『イニシエーション』といった興味深い文化ではなく、かなりやっかいで洒落にならない文化の一つです。

 

 

 

『payback system』いわゆる『仕返し』です。

 

 

 

ここPNGは約800の部族、約800の文化、約800の言語が存在します。

PNG国としての一つのまとまりよりもこの部族同士のつながりがとても強く、それが国をまとめにくくしている原因となっているようです。

この同じ部族の仲間のことを『wantok(ワントク)』(=one talk=同じ言語を話す仲間=同じ部族の仲間)といいます。

 

 

 

そのワントク(同じ仲間)が襲われたり、殺されたりすると、そのやった部族へ仕返しがあるのです。

 

やった本人に仕返しがあるならまだしも、同じ部族(仲間)の関係のない人までが『ワントクだから』とう理由でその仕返しの対象となるのです。

 

 

『同じ仲間』という理由だけで被害に遭うのです。

日本の中高生のヤンキーの抗争みたいなものです。(←ちょっと違うかも。)

 

 

 

 

例えば、他のJICAボランティアが現地人を殺してしまったり、恨みを買うようなことをしたとしましょう。

そのやられた現地人のワントクたちはその事件の主犯を含めて日本人誰でもを狙うといった感じです。

 

 

 

 

 

かなり恐ろしいシステムです。

 

 

 

 

 

というのも、つい先日の日曜日に私の職場の向かいのコミュニティーで大乱闘があり、ある男性が瀕死の状態になり、本日亡くなってしまったのです。

 

そのpaybackで無くなった男のワントク達が今日仕返しにくるという噂があり、職場&病院も警戒状態。

 

なんと言っても、その現場はほんとうに自分のオフィスの目の前(10mくらい向かいにある)なのですから。

 

 

 

 

 

警察もたくさん来ており、話によると「銃と爆弾を積んだ車が6台こっちに向かってる。」とのこと。

みんな血相を変えて、蜘蛛の子散らすように(表現あってる?)自宅へ帰宅していきました。

 

ちなみに、その周辺の住民はpaybackを恐れて、日曜日にすでにでみんな違うところに逃げているらしい。

 

 

 

 

 

日中は特に何もなく、過ぎたのですが、私がオフィスから家に帰ったすぐ後(15分後くらい)に銃撃戦があったそうです。

 

 

 

まじ、間一髪です。

 

 

 

 

 

恐ろしー。

 

 

 

 

 

爆発音もあったそうなので、本当に爆弾と銃を積んだ車が来たのかもしれません。

 

 

 

 

 

 

 

もはや戦争やテロの状況です。

 

このシステムが無くならない限り、PNGの部族抗争は無くならないでしょう。

 

そして、こういう文化がこの国がとてつもなく治安が悪いとい感じをあたえるような気がします。

 

ちなみに、今週はこの騒動のせいで病院スタッフも勤務してこないので患者もほったらかし、病院の機能も果たしていないという散々な感じだったそうです。

 

 

 

見た感じ、特にいつもと変わらない雰囲気なんだけどなぁ~。

 

これは平和ぼけした日本人の感覚だからなのかな…。

 

 

 

 

はやくこの騒動おさまってほしいです。

 

そして、無事に残りの任期を過ごせるように祈るのみです。

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【】
なにもなくて良かった。
気をつけて。
【報復合戦】
ヤラれたからには必ずヤリ返すってのはヤンキーどころかヤクザじみてますねー。
いや無関係のカタギを巻き込むという点ではヤクザより悪質か!?
「目には目を」というのは公平性や抑止力、そういった平和のために生まれた法則のはずなんですが・・。
【Re: タイトルなし】
→kana@bangladeshさん
ほんとに無関係な人まで巻き込まれる恐れがあるので油断できない…。
とりあえずは一通り落ち着いたみたいでよかったですー。
【Re: 報復合戦】
→しえすたさん
まぁ、ここの皆さんは戦闘部族なので仕方がないと言えばそうなのです。
ここまで来ると起こってることがマンガやテレビみたいである意味面白いですよ…。
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mah-kun

Author:mah-kun
2010年1月12日~JOCVで感染症対策隊員としてPapua New Guniea (PNG)で活動します★

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