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PNG隊員宅で安全度上位(間違い無くWewak隊員宅では立地場所、家の構造等ではNo,1)と思われる我が家に空き巣が入りました。

PC、ハードディスク、電子辞書、カメラなどなど電化製品全て持って行かれました。
被害総額は40万強です。
故に、これは同任地の隊員宅でPCを借りて書いています。

経過は以下のとおりである。

本日12/4、土曜日で仕事は通常は休みではあるが、来週後半からマラリアのサーベイランスで滞在する事になる村へ宿泊する所を確保したり、サーベイランスに来ると言う情報を流したりで仕事で行っていました。

AM8:00に職場の車がピックアップに来て家を出発し、PM4:30頃家に帰宅。
帰宅すると、玄関の扉はいつも通り閉まっていましたが、リビングルームのベランダの扉が開いていました。

家を出る前に全ての戸締りは完全にしていた事は確認済み。
部屋を確認すると、PCをはじめとする電化製品全て無くなっていました。

ベランダの扉は外からはどうやっても開かないはず。
他には窓や扉が破壊されたり、こじ開けられた様な形跡は全くなし。

どうやって入ったのだろう…。

ふと見ると、高さ4m位の所にある小窓に異変が。

木の柵が1本無くなってる。
子供ならなんとかは入れる位の隙間にはなってる。

どうにか壁をよじ登ってこの隙間から入って、全て盗んで行ったらしい。



ほんと最悪です。




先日、フィラリア症のサーベイランスで撮ってきた患者の患部の写真のデータや、これまで活動で行ったデータの解析結果もすべて無くなってしまいました。
この約1年の努力のデータが心無い奴のおかげですべてゼロになりました。
当然、僕のこの約1年間の活動や日常の写真や記録もすべて失いました。


PC等の物は保険で請求できますが、プライスレスな写真等の思い出のデータはお金では買えません。

これらのデータだけで良いからかえってきてほしいです。


おそらく、犯人を見つけたら、いつもの冷静な自分ではいられなくなるでしょう。






犯罪等で任期を短縮したり、精神的に落ち込んで帰国する人がいるのが解る様な気がします。

でも、僕は今回の件で逆に絶対に何があっても、しがみついてでも、最後まで自分が「やってやった!」って思えるように活動をやりきろうと思いました。



ブログは他の同任地の隊員にPC借りてまた更新するかもしれませんが、しばらくは高頻度にブログを更新できないと思いますがご了承ください。

あと、メールチェックも週1度程度になると思いますので、返信が遅れると思いますがご了承下さい。




活動や日常生活は今まで通り自分のプランを進めていくのでご心配なく。




起こった事はしょうがないので、残りの今年の活動をとりあえずやり切りたいと思います!



この国治安さえよければかなりいい国なのに非常にもったいないです。
と、同時に、努力もせず、盗みなどの犯罪で自分の欲望を簡単に満たす者が多い。
つまり、自分で努力するということをしない者が多いこの国は、この先も良い方向に変わらずこのままなんだろうなーとも思いました。



とはいえ、活動のやりたいプランが山ほどあるので、これからも忙しくなりそうだ…。

ではでは、また次の更新までさらばじゃー。






(おまけ。本当は記事にしようと思っていました。)
・初一眼レフのレンズを単体で買いました!
PENTAX 10-17mm F3.5-4.5 Fish-Eye レンズ!魚眼レンズです!
魚眼の歪み具合がほどよく、撮り方によっては普通の超広角レンズとしても使えるすごく良いかつおもしろい遊べるレンズです♪
風景を撮るのが好きなので、これからすごく使っていくような気がします★
任国外旅行がさらに楽しみになってきた♪


・レンズにカビが生えました…泣
数ヶ月前、同任地のH隊員の愛するカメラのレンズにカビが生えて大変そうでした。
H隊員の家は海沿いで、潮風が凄いからかなと思い、丘の上にあるうちはそこまでではないだろうと思っていました。
ふとレンズのマウント側のレンズを見ると、なんとカビが伸びてるではありませんか…。
しかも、標準ズームと望遠ズームの両方とも。
購入して1年弱。
もうカビが生えました。
任国外で乾燥剤たんまり買わなくてはなりません。
やっぱりここはカメラにとっても過酷な環境なのかなぁ…。
カビはレンズの外側なので綺麗にクリーナーで拭けばなんとかなりそうですが、望遠レンズの方は1箇所はレンズの内側っぽい。
いずれにせよ、カビが生えたという事実があるかぎり、レンズの内側にもそのうちカビが生えてくる可能性があると言う事だと思います。
あ~、かなりショックです。
先日買った魚眼レンズだけはなんとか帰国まで守って行かないと!!





ではでは★

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12/1はWorld AIDS Dayです。

 

ということで、私の所属する州保健局、Provinncial AIDS CommiteeをはじめとするHIV/AIDS対策に関わっている組織、機関みんなでWorld AIDS Dayのイベントを開催しました。

 

 

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カウンターパートとWorld AIDS Dayの横断幕と記念に。

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Tシャツもおそろいを注文。HIV/AIDSのシンボル、レッドリボンにちなんだ赤のTシャツ。

 

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みんなでタウンエリアを啓発活動をしながら行進。

 

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すごい沢山の人が行進に参加してくれました。

 

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イベントではHIV陽性者からのスピーチや、

 

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HIV/AIDSの病態を劇で説明したり、

 

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それぞれの地域の人たちがHIV/AIDSの歌を作って歌ったり、

 

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バンブーバンドの演奏があったりと盛りだくさん。

 

 

 

 

 

会場はタウンのど真ん中のイベントスペースで行い、非常に多くの人が来てくれました。

 

 

 

大洋州のHIV陽性者の95%をここPNGが占めているのです。

もちろん、PNGは大洋州の他の国と比べて人口がかけ離れて大きいためこのようなパーセンテージになっているところもあるが、陽性者は現実問題として多いのである。

 

 

私が赴任して、HIV/AIDS対策に関わってから毎月の新規陽性者数を確認しているのですが、約1週間に1人はここEast Sepik州から新規HIV陽性者が確認されています。

 

 

 

住人のHIV/AIDSに対する関心は高いように感じられるので、このイベントを通して、少しでも、感染が抑えられたらいいのになーと願っています。



後半はリンパ浮腫、象皮病の患者の所へ訪問。

痛みや発熱の状況、浮腫の状況を確認しに行きました。

 

 

 図2

訪問場所はリンパ浮腫患者が確認されている島である、サーベイを行ったBiem Island、その周辺のRup Rup Island、Wei Islandを2日半で巡回してきました。

 

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患者を捜し求めて、ブッシュの中をかき分け進み、崖をのぼりおりしたり。

まぁ、PNGでの活動ではいつものことなので…。

 

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Biem Islandの15歳女性の症例。左下肢が一目瞭然で肥大している。

 

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こちらは55歳男性。Biem Islandでは陰嚢水腫も1例見つけることができました。

 

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Rup Rup Islandへ移動。Rup Rup Islandはビーチもあり非常に綺麗な島でした。しかも、この周辺の島では唯一水の供給が割としっかりしている島でした。

 

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Rup Rup Islandでの1例。56歳男性の左下肢に浮腫あり。皮膚も硬化している。

 

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これら患者の患部の大きさを計測したり、発熱、痛み状況を聞いたり。

 

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Rup Rup Islandへ行くついでに、Biem Islandの患者をRup Rup Islandに連れて行き、AID Postで左第四指の膿瘍を処置。指が2倍以上に腫れ上がっていて、すごい量の膿が排出していた。

 

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Wei Islandの68歳男性の症例。両下肢肥大。『象皮病』の名の通り、皮膚は非常に硬く、肥大しており、圧痕はなかなか消えませんでした。

 

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この患者さんは上肢にも浮腫がありました。この患者のいるところは水の供給も乏しく、患部を清潔に保つのもなかなか厳しい感じがしました。

 

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Wei Islandでは子供がわざわざヤシの木に登ってココナッツとってくれたり。

 

 

 

 

 

今回の調査では、Biem Islandで11例、Rup Rup Islandで4例、Wei Islandで2例の象皮病患者を確認できました。

 

 

 

滞在スケジュールの都合により、上記の数しか確認できませんでしたが、おそらくもっといてると思われるので、各Village Health Volunteerや村長さん、Village Councilに象皮病患者がいれば把握しておいてほしい事を告げて調査終了。

 

 

 

 

 

患部を清潔に保つにも、これらの島では水の供給の問題が非常に大きく、雨水タンクは人口に対して少なく、ほぼ空っぽで、水分はココナッツで補給して、体洗ったり、物を洗ったりするのは海(海水)で行っている状況でした。

 

 

やはり、水の供給は非常に大切であることを痛感し、遠隔地の島の生活の現状を知れたいい調査となりました。

 

 

そして、今後の活動の見通し(計画)が具体的に見えてきたので非常に良かったです。

 

 

 

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Wei Islandの人たちと。どの村の人たちもみんな暖かく迎えてくれてうれしかった♪



今後行う世界リンパ管フィラリア撲滅プログラムのためのBaseline Surveyに行ってきました。

 

 

図3

今回のサーベイランスはEast Sepik州の最も東端にあり、フィラリア症最流行地とされているBiem Islandで行いました。

 

IMG_7820

PNGではおきまりの相席でぎゅうぎゅう詰め。Biem IslandはEast Sepik州の端っこ、Wewakタウンエリアから約6時間ということもあり、ついでに連れて行ってくれという人でいっぱい。

ただでさえ、仕事で使う検査キットや薬剤などで船はいっぱいだったんだけど…。

 

IMGP6066

Biem Islandにはビーチになっているところが無く、岩で作られた海岸でボートを下りなければなりません。

この時期は波も荒く、ボートを海岸に着けれなく、しかも、岩場の海岸から外れるとかなり深いためボートの乗り降りだけで一苦労。

 

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村は『村!』ってゆうかんじの村でした。Biem Islandは人口約1800人で、他の周辺の島に比べて島の大きさは同じくらいか小さいくらいなのに、3倍以上多く、人々も密集して暮らしている様子でした。

 

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宿泊したところは、保健局の同僚の親戚の家。屋根があるだけで筒抜け。蚊帳を持って来といて良かった。

 

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さすがに最流行地なだけあって、関心が高く、サーベイランスには沢山の村人が参加してくれました。

 

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サーベイランスを行った2日間は各日約8時間ずーっとひたすら採血、結果判定の繰り返し。人が波のように押し寄せるので結構大変でした。

 

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フィラリアは日中は胸部に潜み、夜間にのみ血中に現れるという不思議な寄生虫で、夜間に採血して確認するのですが、最近は検査の発展により日中に、しかも迅速検査ができるようになりました。非常に簡単で便利。

 

 

 

 

 

今回のサーベイランスでは2日間で572人に検査を実施しました。

 

 

 

結果はなんと、272人が検査陽性。

47.6%の人が陽性と判定されました。

 

 

 

 

 

これほど高いとは思いませんでした。

 

というか、蚊帳を持って来といて本当に良かったです。

 

この滞在期間中に感染した可能性もゼロではないので、後で自分で検査してみます…。

 

 

 

 

 IMGP6059

同僚とBiem Islandの村の人々。やっぱり村落部はタウン地区と違って非常に安全で人々も親切でした♪



mah-kun

Author:mah-kun
2010年1月12日~JOCVで感染症対策隊員としてPapua New Guniea (PNG)で活動します★

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