≪ 2010 09   - - - - - 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 - - - - - -  2010 11 ≫
*admin*entry*file*plugin| 文字サイズ  

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


前回の記事を書いた後から急に忙しくなってきた。

 

 

あ、前回の記事は何やらかなり精神的に病んでる様子、印象をみんなに与えたようでご心配かけました。

その日寝て起きたらスッキリしてました。

まぁ、どんな環境にいても多かれ少なかれストレスはあるものです。

 

ということで、ご心配なく。

 

 

 

 

話は戻って、仕事の話。

私の活動の1つである(というか、自分で自分の活動にしました。)フィラリア対策。

 

 

私がこのフィラリア対策に関わっていこうと思ったきっかけは、WHOとPNG保健省フィラリア対策部からの我々JICAボランティア感染症対策隊員への協力要請が今年の7月にあったことが1つのきっかけだったのですが、決定的な大きなきっかけの1つにMDA(9/7の記事参照)に使う薬剤の管理状況のずさんさがあったのです。

 

 

MDAのに使う1つの薬剤(ジエチルカルバマジン)はJICAの資金で購入して各州に配布しているのですが、我がEast SepikにJICAから配布された薬剤約400カートン(1カートン=24瓶×1000錠)のうち50カートンは未使用のまま期限切れ、50カートンは来年1月に期限切れになるのです。

 

 

日本で暮らしていると薬剤費というのは保険制度があるのであまり意識しないかもしれないのですが、薬剤費は結構するのです。

ましてや、JICAの資金ということは日本国民の税金ではないですか。

 

 

このまま使われずに期限切れを迎えるのは、税金をドブに捨てるようなもの。

そして、薬剤が必要な人たちがいてるのにそれがそのまま配布されずに放置されているのはあまりにももったいなすぎる。

ということで、フィラリア対策に関わることをWHOと保健省フィラリア対策部に返事しました。

 

 

 

このフィラリア対策プログラムについては、今までの日々が嘘みたいにとんとん拍子に話が進んでいるのです。

 

9月の記事にも書いた活動内容のフィラリア陽性患者のサーベイランス&MDAを年内に実施を目指して、WHOや保健省本部との連絡のやりとり、奥地への旅費や必要経費の見積もり作成、申請、同行する職員との打ち合わせ等々、準備が進んでいます。

 

どうやら、流行地は保健局がある州都Wewakからかなり離れている奥地に多く、我が保健局も『やらなあかんなー』とは思いつつも、重い腰を上げられないままだったようである。

なので、ボランティアで来た日本人が中心となってこのプログラムを進めてくれるのは非常にありがたいことのようです。

 

予算の申請の話も嘘みたいに進んでいきます。

 

個人的にはこういう国の奥地にはすごい興味があり、むしろ喜んで奥地で活動したいので、非常に楽しみです。

 

 

流行地は、フィラリア症以外にもマラリア、結核、イチゴ腫(トレポネーマ症)等々、感染症のオンパレードみたいな所らしいです。

おそらく1週間~10日ずつぐらいその流行地で滞在しての活動になるので、自分が感染しないように気をつけたいものです。

 

 

残りの2010年、このBig Waveを逃さないように今が頑張り時です。

 

 

 

 

 

 

 

Big Waveといえば、ここWewakはPNGのサーフィンスポットの一つです。

かなりいい波が出てきました。

ついにサーフィンシーズン(大体10月~3月がシーズンらしい)到来です。

 

昨日今日とまたもや離島の方に行ってたのですが、雑誌とかでよく見るようないい波が来ています!

オーバーヘッドの波です!

 

 

これを機会にサーフィンデビューしちゃおうかな~。

今、日焼けで黒くて、髪長くて、茶髪で、日本にいてるときよりも痩せているので、完全に見た目は『サーファー系ギャル男』なのです…。

これでサーフィン始めちゃうと見た目通りの『本物』になる(ギャル男ではありません。ちゃんとしてます。)ので、やや抵抗はありますが。

 

でも、あの波見てたらやってみたくなっちゃうんですよねー。

誰かサーフボードくれないかな-。

 

やっぱりサーフィン始めるべきかな☆

 

 

 

IMG_7783

↑いつも卵を持って行くのを忘れてたので、Kairiru島3回目の滞在にしてやっと作った念願の『温泉卵』。黄身がとろとろで本当に温泉卵そのものでした。今度は出汁醤油作って持っていこーっと♪



スポンサーサイト

なんだか最近すごくストレスがたまる。

 

仕事はいい感じに動き出してきてるし、生活もこれと言った変化もないし、特に嫌な事があった訳じゃない。

 

 

理由はわからないがなんかずっとイライラしてる。

明確な理由はないが、色んな小さな少しずつのストレスが集まってでっかいストレスになっているような感じだ。

だから余計にやっかいな感じがする。

 

 

 

 

 

海外旅行は10数カ国行ったが、あくまでも旅行。

海外で暮らすのはこれが初めて。

いつかこういうストレスな時期が来るのは予想済みではあったが、やはりやなものである。

 

 

 

 

日が落ちると家からは出られないので、5時以降は家で缶詰状態。

ストレスのせいか、最近やたらお腹が減る。

家から出られないのでずっと意味もなくネット生活。

いつもならネットはほどほどにしといて、本読んだり、ちょっと勉強してみたりするのだが、イライラしてるときはそーゆーの手が着きません。

故にネット代が今月はいつもの倍くらい(いつもはかなり節約してます)かかってます。

 

 

ん~、なんだろなー、ここの生活に慣れて新鮮みが無くなって変化のない生活になったから、その変わらない生活にイライラしてるのだろうか…。

 

あーだこーだ言ってもしょうがないので、これを乗り越えてまた一つ人として大きくなりたいと思います。

 

 

 

せっかく落ちた体重が戻らないように気をつけます…。

あぁ~、サーフィンでも始めようかな-。

ストレス解消に年末年始は長期旅行に行くぞー!!

 

 

 

バスケとRockの生活が懐かしいです…。

PNGは独特の文化を持っている事はこのブログでもいくつか紹介したと思います。(たぶん)

そのPNGの特徴文化の一つに『payback system』というのがあります。

 

 

 

これは『シンシン』や『イニシエーション』といった興味深い文化ではなく、かなりやっかいで洒落にならない文化の一つです。

 

 

 

『payback system』いわゆる『仕返し』です。

 

 

 

ここPNGは約800の部族、約800の文化、約800の言語が存在します。

PNG国としての一つのまとまりよりもこの部族同士のつながりがとても強く、それが国をまとめにくくしている原因となっているようです。

この同じ部族の仲間のことを『wantok(ワントク)』(=one talk=同じ言語を話す仲間=同じ部族の仲間)といいます。

 

 

 

そのワントク(同じ仲間)が襲われたり、殺されたりすると、そのやった部族へ仕返しがあるのです。

 

やった本人に仕返しがあるならまだしも、同じ部族(仲間)の関係のない人までが『ワントクだから』とう理由でその仕返しの対象となるのです。

 

 

『同じ仲間』という理由だけで被害に遭うのです。

日本の中高生のヤンキーの抗争みたいなものです。(←ちょっと違うかも。)

 

 

 

 

例えば、他のJICAボランティアが現地人を殺してしまったり、恨みを買うようなことをしたとしましょう。

そのやられた現地人のワントクたちはその事件の主犯を含めて日本人誰でもを狙うといった感じです。

 

 

 

 

 

かなり恐ろしいシステムです。

 

 

 

 

 

というのも、つい先日の日曜日に私の職場の向かいのコミュニティーで大乱闘があり、ある男性が瀕死の状態になり、本日亡くなってしまったのです。

 

そのpaybackで無くなった男のワントク達が今日仕返しにくるという噂があり、職場&病院も警戒状態。

 

なんと言っても、その現場はほんとうに自分のオフィスの目の前(10mくらい向かいにある)なのですから。

 

 

 

 

 

警察もたくさん来ており、話によると「銃と爆弾を積んだ車が6台こっちに向かってる。」とのこと。

みんな血相を変えて、蜘蛛の子散らすように(表現あってる?)自宅へ帰宅していきました。

 

ちなみに、その周辺の住民はpaybackを恐れて、日曜日にすでにでみんな違うところに逃げているらしい。

 

 

 

 

 

日中は特に何もなく、過ぎたのですが、私がオフィスから家に帰ったすぐ後(15分後くらい)に銃撃戦があったそうです。

 

 

 

まじ、間一髪です。

 

 

 

 

 

恐ろしー。

 

 

 

 

 

爆発音もあったそうなので、本当に爆弾と銃を積んだ車が来たのかもしれません。

 

 

 

 

 

 

 

もはや戦争やテロの状況です。

 

このシステムが無くならない限り、PNGの部族抗争は無くならないでしょう。

 

そして、こういう文化がこの国がとてつもなく治安が悪いとい感じをあたえるような気がします。

 

ちなみに、今週はこの騒動のせいで病院スタッフも勤務してこないので患者もほったらかし、病院の機能も果たしていないという散々な感じだったそうです。

 

 

 

見た感じ、特にいつもと変わらない雰囲気なんだけどなぁ~。

 

これは平和ぼけした日本人の感覚だからなのかな…。

 

 

 

 

はやくこの騒動おさまってほしいです。

 

そして、無事に残りの任期を過ごせるように祈るのみです。



このこと書くの忘れてました。

 

 

9/13からJICA(青年海外協力隊)の公式ホームページのブログ『JICA World Reporter』の執筆もしています。

公式なので変なことは書けませんが。

 

内容はほとんどこのブログと同じです。

 

 

他の隊員も記事を書いているので、興味がある方は是非。

 

『JICA World Reporter』

↓↓

http://worldreporter.jica.go.jp/

 

 

『PNG感染症対策日記@East Sepik』(←僕のページです。)

↓↓

http://worldreporter.jica.go.jp/j21-3yamauchi/

日本という国はものづくりに関しては世界一の国だと思います。

 

…というのも、8月下旬からここWewakに日本人デザイナーの方が来ており、我々隊員と共に過ごしています。

 

『その土地の空気を感じで何かをつくる』というプロジェクト(?)。

先週中、PNG滞在の集大成としてものづくりとムービー作りが行われ,無事に終了ました。

 

 

 

 

 

 

 

『ものをつくる』。

 

 

 

 

 

色んな『もの』や『つくる』があるが、形あるものをつくるだけでなく、人間関係をつくる、空気感をつくる、目には見えない形のないものだけど、人がつくり出すものはたくさんある。

 

『ものをつくる』は『空間をつくる』事になり、その『つくる』方法にも『作る』、『造る』、『創る』と様々。

 

 

 

 

この『ものをつくる』『空間をつくる』ことはその人のそれぞれ個性が出ると思う。

その個性が何かしらの『空間をつくる』技術だと思う。

 

その技術が長けている人が『職人』であるのだろう。

 

 

 

人には個性が存在する限りそれぞれの空間をつくり出す技術は存在し、ある意味一人一人がそれぞれの空間をつくりだす『職人』になるのであろう。

 

 

 

 

 

 

 

 

『ものをつくる』。

 

 

 

 

 

改めてこの一言に大きな意味を感じ、大きな魅力を感じました。

 

 

 

 

自分にどんなものや空間をつくり出せるか、自分にどんなもの・空間をつくりだす技術があるのか、そもそもそんな技術が自分にあるのか。

 

それを自分で感じ取りたくてここに、海外に、途上国と言われる国に、青年海外協力隊というものに誘われるように来たような気がします。

 

 

 

 

 

少なくともここでは、物資、システム、人、環境などあらゆる『もの』が不足しているので、日本で生活や仕事をするよりははるかにクリエイティビティなインスピレーションを要求されます。

 

 

 

 

 

自分の分野である『保健医療』、『感染症』といった分野でどのような『ものづくり』『空間つくり』ができるか、自分にどのようなクリエイティビティなインスピレーションがうまれるか感じ取っていきたいです。

 

また、その感覚を磨けるようにアンテナ張って残りの任期を全うしたいです。

 

 

 

そして、自分のつくり出す空間が自分以外の人にも心地よい空間になれれば最高なんだけどなぁ~。

 

 

 

 

 

 

 

『一生がアートだ。』

死ぬときに、「自分という作品」に感動したいだけ。

 

 

 

 

 

結局そうなのかもしれないね。

 

 

 

 

 

 

 

ここで彼のつくったものの詳細を記述、発表するのも良くないと思うので、詳細は下記HPを確認してください。

↓↓

『Smile-Park』のHP

http://www.smile-park.com/

 

デザイナーsugiXのブログ

http://smile-park.com/sugix/ 

 

sugiXさんPNG滞在本当におつかれさんでした!!

また世界の各地で色々ものづくりしてきてください!!!

 

sugiXartwork_0180

↑モノづくりお手伝い中の生徒たち。みんなとても楽しそうでした。

sugiXartwork_0704

↑協力してくれた生徒のみなさん。終始楽しそうでこっちも満足です。詳細は上記HPで確認してみてください。まだUPされてないかも…。



9/27~10/1までNational Health Weekがありました。

いわゆる『健康週間』的なイベントです。

 

会場には各疾患、各セクション、各参加団体のブースが設置され、それぞれ色んな医療サービス、情報提供等が行われていました。

 

ブースとしては、Provincial AIDS Council(カウンセリング、コンドームデモンストレーション等)、COMPAS Project(STI教育・支援団体)、H1N1ワクチン、HIV/AIDS(コンドームの配布等)、結核(結核薬の配布等)MCH(Mother Child Health)(ワクチン接種等)、マラリア(マラリアテスト等)、献血、カランサービス(障害者支援団体)などなど、その他多数ありました。

 

 

IMGP5798

↑H1N1インフルエンザワクチンの無料接種コーナーは特にすごい人だかり、すごい長蛇の列でした。完全にキャパを超えていました…。

IMGP5841

↑啓発用のビデオコーナー。これまたすごい人だかりでした。特に子供の関心が大きかったようです。視聴覚教材(?映像とか音楽とか)を用いた啓発はやはりこの国では非常に有効なようです。

IMGP5837

↑献血コーナー。昼食やジュース、お菓子等が配布されるからか、献血コーナーも長蛇の列でした。200以上(だったかな?)の輸血パックが集まったそうです。

IMGP5817 

↑マラリアブースではマラリアの無料迅速検査。これもワクチン接種に次ぐ長蛇の列でした。陽性の人にはその場でカルテを書いて、治療薬を配布しました。

IMGP5833-1

↑私もこのHealth Week中はマラリアブースで採血、検査、診断を行いました。次々来るので、朝から夕方まで本当に1日中検査…。大体1日430人くらいの検査を行いました。かなり大変!

IMGP5821 

↑マラリアテストキット。結局、この5日間(初日と最終日は半日のみなので、実質4日)で合計1,720人検査しました。そのうち陽性者が148人。思った以上に陽性が出た人が多かった。印象としては、若年者での熱帯熱マラリアか混合感染が多い印象でした。また、来週結果を詳しく解析してみようと思います。

IMGP5800

↑もちろん各疾患、各団体のプレゼンテーション、啓発活動もありました。住人のみんなもワクチンや検査など何かしらの列に並びながら興味深そうに聞いていました。

IMG_7758-2

↑もちろん私もHIV/AIDSの啓発をやらせてもらいました。やはり、日本人が話すからか人が集まってきてくれました。PNG人の心をつかむようなプレゼンテーションはまだまだ練習が必要です。

 

 

 

 

 

5日間のNational Health Weekはなんかずっとマラリアテストをやっていた様な気もするが、自分も啓発活動をしたり、新たに色んな団体の人とも知り合え、色んな人の考えなどをしれて非常にいいイベントでした。

 

今回でまた今後の活動に生かせそうな何かを得たような気がします。



mah-kun

Author:mah-kun
2010年1月12日~JOCVで感染症対策隊員としてPapua New Guniea (PNG)で活動します★

QRコード
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。